Q. 相続人の一人と連絡が取れない場合、遺産分割協議はできますか?
A. 相続人の一人と連絡が取れない場合でも、状況に応じた手続きをとることで、遺産分割を進めることは可能です。
ただし、遺産分割協議を成立させるには、相続人全員の合意が必要です。連絡が取れない相続人を除外して、他の相続人だけで行った遺産分割協議は無効となります。
そのため、まずは相続人の所在を確認し、状況に応じた対応を検討する必要があります。
1. まずは相続人の住所を確認する
相続人と連絡が取れない場合は、まず現在の住所を調べることが重要です。
住所がわからない場合は、「戸籍の附票」を取得して確認する方法があります。
戸籍の附票とは、住所の履歴が記載された公的な証明書です。
戸籍の附票の取得は、ご自身や被相続人の戸籍から追っていって取得します。
住所が判明した場合は、手紙を送るなどして連絡を試みます。
2.住所がわかっていても返事がない場合は?
相続人の住所はわかっているものの、連絡しても返事がない場合は、家庭裁判所に「遺産分割調停」を申し立てる方法があります。
調停を申立てれば、裁判所からの連絡がいくので、そこから初めて動き出す方も多くいます。
遺産分割調停では、家庭裁判所の調停委員などが間に入り、相続人同士の話し合いを進めることになります。
調停が不成立となった場合は、自動的に審判へ移行し、家庭裁判所が遺産の分け方を判断します。
まとめ
相続人の一人と連絡が取れなくても、適切な手続きを利用することで遺産分割を進められる場合があります。
ただし、相続人の所在や状況によって必要な手続きは異なります。
住所の調査が難しい場合や、家庭裁判所での手続きが必要な場合は、弁護士に相談することもおすすめです。

出身地:高知市
出身校:高知小津高校、中央大学法学部法律学科、山梨学院大学法科大学院
所属:高知弁護士会所属 新64期
メッセージ
高知には珍しい名字ですが、高知市生まれです。
生まれ育った地元高知で弁護士として仕事ができることを嬉しく思っています。
当事務所は、特に相続分野に注力しております。
地元高知にお住まいの皆様をサポートできるように努力していきたいと考えております。
以前、弁護士への法律相談に対して、このように書かれているものを見ました。
『難しい法律用語での説明をまともに質問もできない中、短時間で高圧的にされて、しかも高額な料金を請求される。』
・・・・このようなイメージを変えるべく、専門用語を極力使わずにポイントは繰り返しご説明すること、なるべく資料や文献などを示すことを心がけ、相談者の皆様が話しやすく、質問しやすい対応に努めます。
ぜひお気軽に当事務所にご相談ください。



